このコロイドプローブは、市販のほとんどのSPMに取り付けて様々な測定に使用できる Pyrex-Nitride シリーズに、鋭い探針の代わりに精度の高いコロイドを取り付けた製品です。
Pyrex-Nitride™ プローブは様々なアプリケーションで使用できるコンタクトモード、ダイナミックモード用カンチレバーです。
AFMカンチレバーにコロイドを取り付け、フォース測定を行う方法は”コロイドプローブ テクニック”と呼ばれています。この手法は、様々な表面相互間力の基礎的な計測の新しい方法です。例えば、凝着現象や、粒子ー表面相互間力、機械的特性、分散、流体力学、界面ずり現象など、アプリケーションは増え続けています。
Pyrex-Nitride™ プローブは低ばね定数の窒化シリコンカンチレバーを持ち、サポートチップはPyrexで作られています。カンチレバーは膜応力の影響を抑え65nmクロム/金コートをされており、良好なレーザー反射強度を保つことができます。
プローブのユニークな特長:
金ナノコロイドは、最先端の技術で調製されたものですが、、理想的な表面平滑性と理想的な球形を保証するものではない点にご注意ください。ある程度のナノレベルの粗さ小さな変形は、合成プロセスの性質上避けることができません。
PNPカンチレバーをベースにしたコロイドAFMプローブは複雑な挙動を示します。
周囲の温度や湿度に大きく依存し、多くの場合カンチレバーの曲げとカンチレバーのねじれにつながります。
このため、弊社ではqp-CONT またはqp-SCONT カンチレバーベースのコロイドAFMプローブへの切り替えを推奨しています。
これらはばね定数が非常に低く、液中での測定にも対応しています。
本製品はお客様のご要望の場合のみ生産をしており、コロイドプローブとしての機能を保証するものではありません。
交換または返品はお受けしておりませんので予めご了承下さい。