NanoWorld Pointprobe® FM プローブはフォースモジュレーション測定のために設計されました。 このプローブのばね定数は、コンタクトモードとノンコンタクトモードの間に設定されています。
主にフォースモジュレーションモードに使用されますが、ノンコンタクトモードやタッピングでもご使用いただけます。
Pointprobe® シリーズのAFM,SPMプローブは、静電気の影響を抑えるドーピングをしたモノリシックシリコンで作られています。化学的に不活性で、高感度測定を可能にする高いQ値を持っています。
ティップ形状はピラミッドに近い多角形です。
ティップとサンプル間に強いコンタクトを必要とする測定にはティップ側にダイヤモンドコートをしたプローブをお勧めします。このコーティングは、高硬度ダイヤモンドにより高い耐摩耗性があります。
典型的なティップ先端の曲率半径は100から200nmです。10nmレベルのナノラフネスの効果で、フラットなサンプルの測定において分解能を向上させる場合があります。
CDTは導電性ダイヤモンドコートです。走査拡散抵抗顕微鏡(SSRM)トンネルAFM (コンダクティブ AFM) や走査キャパシタンス顕微鏡 (SCM)などの測定にお使いいただけます。
このプローブは2007年4月まで10年以上にわたりVeeco Instruments Incで販売されていました。Bruker CorporationによるVeeco metrology ビジネスの買収後、 NanoWorld®製のオリジナルプローブは販売されなくなりました
この製品にはホルダーチップの背面にアライメント溝があります