AFMティップ形状評価サンプル
鈍っていたり、破損してるティップで測定をすると、誤った表面ラフネス、誤ったサイズとして計測される場合があります!
測定結果が正しいことを確かめるために、ティップは適宜交換もしくはSEMで確認しなければなりません。いずれの方法も費用と時間がかかります。
TipCheckは、AFMティップの状態を素早く簡単に測定するためのSPMサンプルです。さまざまなAFMプローブのティップ先端の形状、鋭さを、簡単かつ手早く、比較、評価することができます。AFMスキャンやSEMで検査をする必要はありません。このサンプルを使うことで、取り付けてあるティップで測定できるのか、あるいは摩耗し鈍り始めているか、チェックができます。
さらに、このサンプルは、入手可能な市販の自動ティップ評価ソフトウェアと完璧に連携します。
上記の3つの図は、TipCheckサンプルを使い、異なる先端のプローブティップを評価した例です。
TipCheckサンプルには、シリコンチップ上に堆積された耐摩耗性に優れた薄膜コーティングを行っています。この薄膜コーティングは、粒状の鋭く尖ったナノ構造であるため、AFMプローブ先端の逆イメージを測定に理想的です。
TipCheckのサイズは5x5mmで、12mmの金属ディスクにマウントされています。マウントされていないタイプ(TipCheck-UM)もございます。